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3.単葉と複葉
- 3-1.単葉(たんよう)
- 一片の葉(葉身-ようしん)で構成される葉を単葉と言います.
- 多くの人が「木の葉っぱ」と言ったときに思い浮かべる葉です.
単葉 |
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- 3-2.複葉(ふくよう)
- 複数の小葉(しょうよう)で構成される葉を複葉と言い,全体を1枚の葉と考えます.
- 複葉はさらに小葉のつき方や数により,以下のように分類できます.
- 3-2-1.羽状複葉(うじょうふくよう)
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- 小葉が鳥の羽のようについているものを羽状複葉と言い,
- 小葉が奇数のものを奇数羽状複葉,
- 小葉が偶数のものを偶数羽状複葉
- と言います.
- 複葉の小葉がさらに複葉になっている場合,2回奇(偶)数羽状複葉と言い,その
- 小葉がさらに複葉になっている場合,3回奇(偶)数羽状複葉と言います.
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- 3-2-2.掌状複葉(しょうじょうふくよう)
- 小葉が手のひら状についているものを掌状複葉と言います.
掌状複葉 |
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- 3-2-3.3出複葉(さんしゅつふくよう)
- 小葉が3枚のものを3出複葉と言います.
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- 3出複葉はさらに,
- 羽状複葉の小葉が3枚になったタイプ(3出羽状複葉)と,
- 掌状複葉の小葉が3枚になったタイプ(3出掌状複葉)
- があります.普通この2つはあまり区別しません.
3出複葉 |
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